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キャンドルナイト2024

​知ろう 動こう 未来のために
​   大切なものを守る

事 業 実 施 に 至 る 背 景

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2011年3月11日に発災しました東日本大震災は、私たちの住み暮らすまちに甚大な被害を与えました。全てのライフラインが遮断され、電気もガスも水道も使えない生活を多くの方が経験しました。

そこで、仙台JCは仙台市の依頼により震災から1年が経過した2012年の3月11日に、「わたしたちは忘れない ~世界中に伝える”ありがとう”~」と題してキャンドルナイトを実施し、世界中からいただいた支援に対する感謝の想いを発信いたしました。この希望の光は、これから復興へ進む道を照らす光となるものでした。それから毎年3月11日に震災の風化防止と防災意識向上を目的に事業を実施してまいりましたが、2017年をもって仙台JCはこの事業を民間の団体にバトンを渡すこととなりました。

そこで、この3.11に勾当台公園市民広場で行なわれる防災事業に関して、ここ近年企画、設営に携わってきました高校生連携協議会より、「このまま継続して自分たちが繋げていきたい」と、力強い表明を頂きました。

次代を担う子どもたちが中心となり、震災を経験した子どもたちが鎮魂、感謝、震災の風化防止、防災・減災意識の向上に向けて力強く活動ができるよう、大人がサポートしながらキャンドルナイトを実施して参ります。

​実行委員長の想い キャンドルナイト2024 実行委員長 加藤真菜

2011年3月11日午後2時45分、三陸沖を震源としてマグニチュード9.0、最大震度7の

日本観測 史上最大規模の地震が発生しました。この地震によって最大40メートル超えの津波が

発生し、 あっという間に車、家、街、そして人を飲み込んでいきました。また、私たちの生活に

必要不可欠 な電気、ガス・水道・食料・交通・情報通信などあらゆるライフラインが停止し、

不自由な生活を強 いられました。命が助かったのも束の間、これからどうやって生きていけば良いのか終わりの見 えない恐怖に苦しんだ人も多くいると思います。しかしあんなにつらい状況の中で人々は復興の ために立ち上がりました。最も大きな力となったのは人とのつながりでした。

 

現在でも多くの地域 が復興を掲げ、施設や道路の建設を行っており、新しい街作りとして確実に

復興へと向かってい ます。 今年で東日本大震災発生から13年が経ちます。当時、私は4歳で秋田市に住んでおり、友人の 家で遊んでいました。地震が起こったとき、急いで机の下にもぐりこんだことを覚えていますが、 震災の記憶はほぼありません。母から聞いた話によると、地震が起こり

すぐに停電、その後地震 が収まり車で友人宅から自宅へ向かう途中の道路は停電で信号機も消えていました。再び余震 で車が揺れ、途中で雪も降り出しました。近くのスーパーがお店の外で食料を

販売をしていたの で、急いで買いに行きました。携帯電話の回線が混雑していて家族や友人とも

連絡がとれず、ラ イフラインがストップし、とても不安だったと聞きました。その後も数日停電が続いたりしたそうで す。離れていてもこのような被害があったので、被災地ではよっぽど大変だったのだろうと思いま した。当時を覚えていない世代、知らない世代が増え、改めて今震災の経験を伝える事が重要 視されています。私は小学校のころから東日本大震災の影響から、防災教育を受けていました。 そのため、震災は私にとって身近な存在でした。しかし、経験をしていないのにどうやって次の世 代に伝えていくんだ、とボランティアに参加する前はそう思っていましたが、昨年度の活動を通し て多くの失った命と悲しみがあったことを風化させてはいけないこと、またいつかくるであろう災害 に向けてどう対処し、身を守っていくかを伝えていく事がとても大切だと考えるようになりました。 また、6月23日の「慰霊の日」に伴って行った沖縄県では高校生交流プロジェクトを行い、沖縄戦 について学びました。戦争の愚かさ、平和の尊さ、命の大切さを改めて知り、 今私たちが平和な 日常をおくることができていることへのありがたみを実感しました。

 

日本は地震の多い国です。またいつ東日本大震災のような災害が起こるかわかりません。震災 の風化を止め、災害が起きたときに少しでも被害を少なくするために過去の経験から学び、防 災・減災をすることがとても重要です。”だれもやってないからいいや”、”別にしなくても大丈夫だろ う”と、最近では防災・減災の意識が薄まっているように感じています。災害が起きてからでは遅 いのです。

防災・減災は日ごろの生活の中で行うことができます。防災・減災の必要性と大震災に ついてより多くの人に伝え、また次の世代が伝えていかなければならないと思えるような3.11キャンドルナイトを 今年も創って行きたいと思います

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開催日 2024年3月11日(月)

場 所 仙台市勾当台公園市民広場

時 間 13:00~18:30

ブース 13:00~17:00

    高校生による防災減災発信ブース

    当日記入できるキャンドル紙コップコーナー

    インタビュー映像上映

    

​茶 席 13:00~16:00

    茶道裏千家淡交会青年部東北ブロックによります

    チャリティ呈茶席(無料)

黙 祷 14:46

​式 典 17:30~18:00

点 灯 17:40

終 了 18:30

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お問い合わせ

宮城県仙台市青葉区国分町二丁目1‐2

022-222-6710

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3.11キャンドルナイト実行委員会構成メンバー

代表    金ヶ崎政伸 有限会社金源堂 代表取締役

副代表   河合良紀  ㈱建設新聞 代表取締役社長

キャンドルナイト2024実行委員長 加藤真菜 仙台青陵中等教育学校5年生

理事    早瀬渉   ㈱ラポールヘア・グループ 代表取締役

理事    北谷春子  ㈱ゴールデンフット 専務取締役

理事    澁谷武幸  シブヤ食品㈱ 代表取締役

理事    日下利治  ㈱くさかや 常務取締役統括本部長

理事    野村一仁  味のおりがみ ㈱ディーバイス 取締役

・高校生連携協議会(キャンドルナイト企画・設営・式典等) 

・茶道裏千家淡交会青年部東北ブロック(チャリティ茶席)

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